結果が同じなら・・・
2010年 08月 18日
6月2日、私が、そしてそらも大大大好きなお友達が虹の橋を渡りました。
お散歩中で会って『元気になってまた公園で会おうね』
そう言葉を交わした4日後のことだったそうです。
ビータ君
実はビータ君、仔犬の時前の飼い主からひど虐待を受けていました。
棒で叩かれる、ご飯もまともにもらえない、そんな様子を見かねて、せめてお散歩だけでも、、
と、当時マンション暮らしでワンコが飼えなかった今の飼い主さんが申し出られたのです。
それでも、お散歩は楽しそうだけど自宅に戻ると見るに耐えない仕打ちを受けてたビータ君。
自分の子として迎えたい。でもこのマンションではワンコが飼えない。。。
そこで今の飼い主さんはビータ君を迎えるために一軒家を購入。
元の飼い主と交渉してビータ君を家族に迎えられたのです。
ひどい虐待を受けていたことから人間不信な面もあり、何かのはずみで今の飼い主さんに
噛み付く事もしばしば。最初は腕が傷だらけで夏場でも長袖しか着られなかったそうです。
そんなビータ君も飼い主さんの優しさに触れ、飼い主さんの気持ちが伝わったのでしょう。
最初は持って来いの遊びをするために棒きれを拾っただけで恐怖から攻撃していたビータ君が
数ヶ月後には棒を見ると尻尾を振って喜ぶようになりました。
初めてビータ君に会った時はそんな事想像も出来ないくらい、仔犬の時から大切に大切に
家族の愛情いっぱいに育ったんだな~って思えるほど、とっても優しい、
ニコニコ笑顔の男の子でした。
そのビータ君が虹の橋を渡り、とっても寂しいけど、でもビータ君素敵なご家族に迎えられ
幸せな時間をたくさん過ごせて良かったよね。そう私は思っていました。
ビータ君が旅立って数日後、ばったり飼い主さんに会いいろいろお話させて頂きました。
その時の飼い主さんの言葉に、衝撃を受けました。
『うちの子として迎えてから6年。たった6年しかこの子に幸せな時間を
過ごさせてあげられなかったのが悔しくて。』
たんに犬が飼いたいから一軒家を買おう、じゃなくてビータ君を迎えるために家を購入され、
20㌔近い大きな男の子に噛まれたら恐怖心だって持つと思うのですが、根気良くビータ君と
向き合った飼い主さん。
ビータ君をあんなに幸せいっぱいニコニコ笑顔にしてあげられた飼い主さん。
並大抵の苦労ではなかったと想像できます。
それでも、それでも、『たった6年しか』と後悔される飼い主さん。
私がもし同じ立場だったらそんな風に思うだろうか?思えるだろうか・・?
昨日、改めてビータ君にお別れをするためビータ君のおうちにお邪魔させて頂きました。
その時、ビータ君のママさんが言った言葉。
『ビータが旅立ってから何にしてもあーしとけば良かった、これで良かったのかな?と
後悔でいっぱい。でも、きっと何をしても、どれだけ一生懸命やってもきっと後悔は
するんだよね。だったら、結果が一緒ならその時、その一瞬を一生懸命やってあげて
良かった、そう思うようにしたい。まだ、後悔はしてるけどね。』
私は、今自分がやってる全てで満足してないだろうか。
私は、一生懸命やってる、そう思って居ないだろうか。
もしかしたら、もっともっと一生懸命出来るのかもしれない。
結果が同じなら、どのみち後悔するのなら、
ただ精一杯、本当に精一杯やれるようになりたい。
ビータ君のご冥福をお祈りいたします。
お散歩中で会って『元気になってまた公園で会おうね』
そう言葉を交わした4日後のことだったそうです。
ビータ君
実はビータ君、仔犬の時前の飼い主からひど虐待を受けていました。
棒で叩かれる、ご飯もまともにもらえない、そんな様子を見かねて、せめてお散歩だけでも、、
と、当時マンション暮らしでワンコが飼えなかった今の飼い主さんが申し出られたのです。
それでも、お散歩は楽しそうだけど自宅に戻ると見るに耐えない仕打ちを受けてたビータ君。
自分の子として迎えたい。でもこのマンションではワンコが飼えない。。。
そこで今の飼い主さんはビータ君を迎えるために一軒家を購入。
元の飼い主と交渉してビータ君を家族に迎えられたのです。
ひどい虐待を受けていたことから人間不信な面もあり、何かのはずみで今の飼い主さんに
噛み付く事もしばしば。最初は腕が傷だらけで夏場でも長袖しか着られなかったそうです。
そんなビータ君も飼い主さんの優しさに触れ、飼い主さんの気持ちが伝わったのでしょう。
最初は持って来いの遊びをするために棒きれを拾っただけで恐怖から攻撃していたビータ君が
数ヶ月後には棒を見ると尻尾を振って喜ぶようになりました。
初めてビータ君に会った時はそんな事想像も出来ないくらい、仔犬の時から大切に大切に
家族の愛情いっぱいに育ったんだな~って思えるほど、とっても優しい、
ニコニコ笑顔の男の子でした。
そのビータ君が虹の橋を渡り、とっても寂しいけど、でもビータ君素敵なご家族に迎えられ
幸せな時間をたくさん過ごせて良かったよね。そう私は思っていました。
ビータ君が旅立って数日後、ばったり飼い主さんに会いいろいろお話させて頂きました。
その時の飼い主さんの言葉に、衝撃を受けました。
『うちの子として迎えてから6年。たった6年しかこの子に幸せな時間を
過ごさせてあげられなかったのが悔しくて。』
たんに犬が飼いたいから一軒家を買おう、じゃなくてビータ君を迎えるために家を購入され、
20㌔近い大きな男の子に噛まれたら恐怖心だって持つと思うのですが、根気良くビータ君と
向き合った飼い主さん。
ビータ君をあんなに幸せいっぱいニコニコ笑顔にしてあげられた飼い主さん。
並大抵の苦労ではなかったと想像できます。
それでも、それでも、『たった6年しか』と後悔される飼い主さん。
私がもし同じ立場だったらそんな風に思うだろうか?思えるだろうか・・?
昨日、改めてビータ君にお別れをするためビータ君のおうちにお邪魔させて頂きました。
その時、ビータ君のママさんが言った言葉。
『ビータが旅立ってから何にしてもあーしとけば良かった、これで良かったのかな?と
後悔でいっぱい。でも、きっと何をしても、どれだけ一生懸命やってもきっと後悔は
するんだよね。だったら、結果が一緒ならその時、その一瞬を一生懸命やってあげて
良かった、そう思うようにしたい。まだ、後悔はしてるけどね。』
私は、今自分がやってる全てで満足してないだろうか。
私は、一生懸命やってる、そう思って居ないだろうか。
もしかしたら、もっともっと一生懸命出来るのかもしれない。
結果が同じなら、どのみち後悔するのなら、
ただ精一杯、本当に精一杯やれるようになりたい。
ビータ君のご冥福をお祈りいたします。
by kotetsusora | 2010-08-18 12:24 | ココナッツ